ワンセグの放送データとサービス

表示方法・・・ 映像と音声・・・ 字幕・・・ データ放送・・・ NVRAMと放送ブックマーク・・・
EPG・・・ EWS・・・ ダウンロード・・・ 提供されている基本的なサービスを紹介いたします。

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表示方法

ワンセグ表示方法

 ワンセグの表示方法は、左写真のように映像とデータ放送を同時に楽しむことができます。この写真のような表示方法は、ほんの一例にすぎません。

 映像と字幕の表示やデータ放送だけの表示も可能です。また画面を横にして、映像だけの表示も選択できます。

 などなど、ワンセグ受信機では、多彩な画面アレンジが可能となっています。

映像と音声

ワンセグ映像

 ワンセグはテレビジョン放送なので、映像と音声は必須となっています。

 映像の符号化方式は「H.264」を採用しました。携帯端末向けの小さい画面を想定し、低解像度・低ビットレートです。解像度は、VGAの4分の1、QVGA(Quarter VGA)で「320x240 又は 320x180」。ビットレートは、64Kbps〜384Kbps。秒間のフレーム数は15コマと少なく簡易動画ですが、鮮やかな映像が楽しむことができます。

 音声の符号化方式は「MPEG2 AAC + SBR」を採用しました。SBRは必須ではなく、オプションです。SBRとは、音声圧縮のための付加技術でAACやMP3などと組み合わせて使用する、再生音質を改善する技術です。SBRはCoding Technologies社が開発しました。サンプリング周波数は48KHz/24KHz、ビットレートは24Kbps〜256Kbps。音声仕様は最大2chで、ステレオ放送を楽しむことができます。

 写真はauの「W41H」(日立製作所)で、実際のワンセグ放送を受信しているところですが、写真なので伝わりにくいと思います。そこで、ワンセグを受信している動画を紹介いたします。

字幕

ワンセグ字幕

 左の写真、真ん中の黄色い文字が、字幕です。字幕表示は必須ではなくオプションです。

 ワンセグの字幕は、映像に入っているテロップとは異なります。文字符号はCプロファイル用8単位符号を使用、色指定(放送局側)なども出来ます。

 画面縦表示の場合は12文字×4行、横表示の場合は16文字×3行を表示します。基本的に映像の下の部分に表示しますが、映像との重ね合わせは受信機の企画により異なります。

 この字幕サービスは、音を出すことが出来ない場面・ヘッドホンやイヤホンが煩わしい方、音声を聞かなくてもある程度番組の内容が把握でき、便利な機能です。

データ放送

ワンセグデータ放送

 左の写真は、SONY VAIO typeTノートパソコンにて、データ放送を受信したところです。

ノートパソコンなので、データ放送を全て表示しておりますが、画面の小さな携帯電話などは、スクロール表示させることができます。

 このデータ放送は、BMLブラウザというブラウザにて閲覧することができます。BMLとは、「Broadcast Markup Language」、データ放送の記述言語です。

パソコンのIEなどのブラウザは、HTML記述言語で書かれており、BMLと多くの共通点を持っています。

例えば、JpegやGIF画像を扱うことができ、リンクを張ることが可能です。その為、リンクを辿り、より詳しい情報を閲覧することができます。

また、ワンセグ用のBMLには、搭載されているアプリケーションと連動した操作が可能な機能が追加されています。

ただ、閲覧者は、HTMLとBMLの違いを意識することなく、閲覧できるようになっているので、安心してお使いいただけると思います。

 そして、データ放送では、どのような情報が閲覧可能なのでしょうか?

データ放送は番組に連動した関連情報、例えば、野球中継中は、スコアを閲覧することができたり、今、投げている投手の詳細、打者の詳細なデータを閲覧できたりします。

その他、番組とは関連のないニュースや天気予報などの、データ放送が提供されています。

NVRAMと放送ブックマーク

 放送されているデータ、という点では少し異なりますが、NVRAM(不揮発性メモリ)をもっています。

このNVRAMの領域はユーザーのデータ保存領域で、放送ブックマークサービスに使用します。

パソコンのブラウザで使用されている「お気に入り」と、良く似ておりますが、機能的に少し違います。

ユーザーが任意に放送ブックマークを登録できるのではなく、放送局がBMLのコンテンツとしてユーザーに提供します。

登録した放送ブックマークのリストは、受信機の機能に依存します。

EPG(電子番組ガイド)

Electronic Program Guide(電子番組ガイド)です。

地上デジタル放送で、ご存知の番組表ですが、ワンセグの場合は、伝送データ量の問題で、受信している局のデータしか送られていないための、受信している局の番組表しか表示できません。

EWS(緊急警報システム)

Emergency Warning System(緊急警報システム)です。

 デジタル放送では、地震や津波発生など緊急の場合、放送信号によって受信機を起動し、伝える仕組みがあります。

 しかし残念ながら、ワンセグでは受信機の性格上(バッテリー消費など)、必須ではなくオプション扱いとなっています。

 今後、様々な課題をクリアし、実現されることが期待されています。

ダウンロード

デジタル放送受信機のソフトウェアを放送波で伝送することが可能です。

しかし、ワンセグ受信機では、ソフトウェアを放送波でダウンロードすることはありません。

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